今回は『レクサス LS 500h』のヘッドアップディスプレイ(HUD)交換のご依頼をいただきました。当社にお任せいただき、誠にありがとうございます。
本記事では、『レクサス LS 500h』のヘッドアップディスプレイ(HUD)交換事例をご紹介します。
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レクサス LS 500hのヘッドアップディスプレイ交換作業
今回は『レクサス LS 500h』のヘッドアップディスプレイ(HUD)交換事例の、実際の流れをご紹介します。ご入庫いただいた車両は、HUDの一部が白いモヤのようにぼやけてしまう症状が発生していました。HUDの位置を調整するとモヤの位置も変わり、明るさを暗くするとモヤも消えていくため、HUD本体の不良と判断しました。

|1. 作業前の準備と養生
HUDはダッシュボードの中にあるため、ダッシュボードを降ろしていく必要があります。作業を始める前に、車両に傷をつけないようにフィルムやマスキングで養生しておきます。このような細かい配慮が、高級車の整備では特に重要になります!
|2. 運転席側の部品取り外し
まずは運転席側から部品を取り外していきます。最初にインストルメントサイドパネル、アンダーカバー、サイドトリムボードを取り外します。次にインストルメントパネルパッド、エアバック、セーフティーパッドを取り外し、コネクタを抜きます。

さらにインストルメントパネルモールディングとレジスターを取り外して、運転席側のトリム系の外し作業は完了です。むき出しになった金属部分などは、後の作業のために再度養生しておきます。


|3. ステアリング周りの取り外し
運転席側の最後の作業として、ステアリング、エアバック、スパイラルケーブルを取り外します。特にステアリングエアバックとスパイラルケーブルの取り外しは、安全のため慎重に行う必要があります!これで運転席側の取り外しはほとんど完了しました。
|4. 助手席側の部品取り外し
次に助手席側の部品を外していきます。インストルメントサイドパネル、アンダーカバー、サイドトリムボード、グローブボックスを順に取り外します。続いてインストルメントパネルセーフティーインサート、フィニッシュパネル、ガーニッシュ、エアバックを取り外し、コネクタを抜きます。
これで運転席、助手席周りの部品をすべて取り外すことができました。ここまでに多くの部品を外しているため、ネジやコネクタも相当数になっています。紛失や取り付け間違いを防ぐため、しっかりと管理することが重要です!
レクサスLSのヘッドアップディスプレイ修理費用は?
ヘッドアップディスプレイ(HUD)の修理にかかる費用は、大きく分けて「部品そのものの値段」と「交換や修理にかかる作業代」の2つで決まります。ただ、いくつかの理由で、費用が変わってくることがあります。
1. 費用の主な中身 – 内訳
部品代: HUD本体の部品代です。レクサス純正の新しい部品を使うか、それとも中古品など他の選択肢を選ぶかで、ここの金額が変わってきます。
作業代: 故障箇所を見つけたり、部品を取り替えたり、調整したりする技術料のことです。今回のレクサスLS 500hの例では、HUDがダッシュボードの奥にあるため、交換のために周りの部品をたくさん外す必要がありました 。このように、作業がどれくらい大変かによって作業代も変わってきます。
2. 費用が変わる理由は?
修理費用は、次のようなことで変わることがあります。
お車の状態: 乗っているレクサスのモデル(今回の記事ではLS 500h)、年式、どれくらいの距離を走ったか、などがお値段に関わることがあります。長く乗っていると、部品の消耗具合なども関係してくるかもしれません。
故障の具合: HUDが「どういう状態か」によって、修理の内容が変わります。例えば、「一部がぼんやり見える 」「全く映らない」「変な場所に表示される」など、症状によって使う部品や作業が変わるため、費用も異なります。
どの部品を使うか: 上記で触れたように、レクサス純正の新品部品を選ぶか、中古品などにするかで部品代が変わります。
修理の複雑さ: HUDは、車の他の機能とつながっていることがあります。また、フロントガラスに映像を映すタイプだと、ガラスの種類や、安全運転をサポートするセンサー(ぶつからないようにする機能など)の調整も必要になる場合があり、修理が複雑になって費用が大きくなる可能性もあります。
ご自身のレクサスの修理にいくらかかるか、正確なところを知るためには、やはり一度、信頼できる整備工場で見てもらい、見積もりを出してもらうのが一番です。
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本記事では、『レクサス LS 500h』のヘッドアップディスプレイ交換事例について紹介しました。読者の皆さんのお役に立てていただけたら幸いです。
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