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2024.09.12

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ベンツのSRSシステム故障とは?|SRS警告灯の消し方は?修理は必要なのか

SRSシステム故障を修理したメルセデスベンツGクラス

「ベンツのSRSシステムって何?」
「SRSシステム故障の警告灯が出た…」
「ベンツのSRSシステム故障の修理費用の相場って?」

このようなお悩みや疑問をお持ちの方に向けて今回の記事では、

・ベンツのSRSシステム故障とは何か
・SRSシステム故障は修理が必須なのか?
・SRSシステム故障の修理方法と修理費用は?

といった内容をご紹介します!

また「SRSシステムの故障をすぐに修理して欲しい!」という方は、N-TWOの公式LINEやお電話からお気軽にお問い合わせください!N-TWO株式会社は、『整備・点検・カスタム・ドレスアップの平均入庫台数』が月間300台と豊富な実績を誇っております。そのため、お客様からも安心して整備や修理をご依頼いただいております!

『ベンツのSRSシステム』って何?

SRSはSupplemental Restraint System(補助拘束装置)の略で、車両のエアバッグに関わる重要なシステムです。

SRSシステムが故障すると、車のダッシュボードに「SRSシステム故障」などの警告灯が表示・点灯します。これはシステムが正常に機能していないことを示しています。このSRSシステム故障の原因としては、以下のようなものがあります。
・電気系統の故障、
・センサーの故障、
・制御ユニットの問題
・一般的な配線の問題
などが様々な原因が考えられます。

『ベンツのSRSシステム故障』は修理必須なのか?

SRSシステムは事故時の安全を確保するための重要な装置です。SRSシステム故障の放置は非常に危険であり、修理が必ず必要です。そのまま走行することは推奨されません。理由は以下の通りです:

・安全性の低下: 事故時にエアバッグが正常に作動しない可能性があります。これにより、事故時に乗員が十分に保護されず、重傷を負うリスクが高まります。

・予期せぬエアバッグ展開:これは非常に稀ですが、システムの不具合により走行中に突然エアバッグが展開する危険性も考えられます。

・車検を通過できない:SRSシステムの警告灯が点灯している状態では車検を通過できません。日本に限らず多くの国や地域で、安全装置が正常に機能していることが車検や保険の条件となっているため、故障を放置すると車検に通らないリスク保険金が支払われないリスクがあります

・精神的ストレス:警告灯が常に点灯している状態での運転は、気持ち的に非常にモヤモヤしますよね。これは運転者にとって精神的なストレスとなります。

このようにベンツのSRSシステム故障を放置することには、多くのリスクが存在します。そのため、早急に診断と修理を受けることが推奨されます。また、SRSシステム故障の修理には専門的な設備が備わっていることが必要となるため、事前に修理を依頼する工場の設備について調べたり、電話等での問い合わせを忘れずに行いましょう

『ベンツのSRSシステム故障』の修理方法は?

ベンツのSRSシステム故障の修理において、『エアバッグなどの関連部品の交換』や『SRS系統の警告ランプを消す』ためには専用のテスターが必要となります。修理を依頼する工場には事前に確認しましょう。また当社では、メルセデス・ベンツ専用診断機器『XENTRYシステム』などの最新鋭の設備を備えており、今回はそれを使用した『メルセデス・ベンツGクラス W463』の事例から修理方法を見ていきましょう。

|1. 専用テスターで故障診断

今回のお客様は、メーターにSRSランプが点灯したことをきっかけに『メルセデス・ベンツGクラス W463』をご入庫いただきました。そして専用テスターを使用した診断の結果、助手席座面の着座センサーの不具合が発生していることが確認できました。そのため次に、座面の取り外しとセンサーの部品交換を行っていきます。

|2. 座面の取り外し・センサー部品の交換

今回の『メルセデス・ベンツGクラス W463』は座面を丸ごと取り外すことができるため、車両から座面を取り外して作業します。

次に、シートクッションの表皮を剥がし、中にあるセンサー部品を交換しました。

こちらが交換したセンサーの新旧部品の写真です。

|3. 故障メモリのクリアと最終確認

部品交換の完了後、専用テスターを使用して故障メモリをクリアしました。これにより、SRS警告灯(SRSランプ)の点灯を消すことができます。これで修理は完了です。

『ベンツのSRSシステム故障』の修理費用は?

・診断とリセットのみの場合:SRSシステムの警告灯が点灯しても診断とリセットだけで済む場合があります。この場合の費用は比較的低く数万円程度です。

・部品交換が必要な場合修理:SRSシステムに関連する部品交換が必要な場合、一般的には10万円から30万円程度が相場とされています。特に高級車や特殊モデルの場合、この相場を超えることもあります。

・重大な故障の場合:エアバッグが実際に作動した場合複数の部品交換が必要な場合、修理費用はさらに高額となってしまうことがあります。特に高級車や輸入車の場合、80万円から100万円ほどの費用がかかる場合もありますが、こちらは非常に稀です

費用について何か気になること等ありましたら、当社公式LINEやお電話などからお問い合わせください。

名古屋のメルセデスベンツ修理はN-TWOへお任せください!

この記事では、『メルセデス・ベンツのSRSシステム故障』について紹介しました。読者の皆さんのお役に立てていただけたら幸いです。

N-TWO株式会社は、メルセデス・ベンツ専用診断機器『XENTRYシステム』輸入車に強く汎用性に優れた『AUTEL MaxiSys Ultra』をはじめとする最新鋭の設備の完備はもちろん、メルセデスベンツ、BMW、ランボルギーニ、GMなど、多彩なブランド出身の経験豊富な整備士が在籍しております。

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また、当社は『整備・点検・カスタム・ドレスアップの平均入庫台数』が月間300台と豊富な実績を誇っております。そのため、お客様からも安心して修理をご依頼していただいております。

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