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2025.12.12

  • 整備・修理

BMW 5シリーズ F10/F11|オイル漏れ修理事例

BMW 5シリーズオイル漏れ修理事例

BMW 5シリーズ F10/F11のオイル漏れは、タペットカバーやオイルフィルターハウジングからの漏れが主な原因となることが多く、放置すると車両下部のアンダーパネルに染みるほど悪化する場合があります。今回はタペットカバーパッキン交換、オイルフィルターハウジングガスケット交換、さらに劣化が確認されたブローバイホースの同時交換により、オイル漏れを完全に解消しました。

本記事では、「BMW 5シリーズ F10/F11のオイル漏れ修理事例」について、実際の作業の流れを詳しくご紹介します。

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BMW 5シリーズ F10/F11のオイル漏れ修理作業の流れ

今回は『BMW 5シリーズ F10/F11』のオイル漏れ修理事例の実際の流れをご紹介します。入庫時にはアンダーパネルに染みるほどのオイル漏れが確認され、エンジンフードを開けるとタペットカバーからの漏れが明らかでした。また、オイルフィルターハウジングからも別のオイル漏れが確認されたため、両方の修理を実施しました。

|1. タペットカバー交換作業

まず、エンジン周辺のステーやカバーを取り外し、ハーネスとIGコイルを外してVVTモーターへアクセスできる状態にします。VVTモーター取り外し時はセンターのサービスプラグを回してから作業を進めました。タペットカバーが樹脂製のため、今回はパッキンと合わせてカバー本体も交換しました。

タペットカバー交換作業

プラグホールのパッキンを慎重に取り外し、ブロック面に残った硬化したパッキンの一部は丁寧に除去します。年数が経過すると取れにくい箇所もあるため、オイルストーンで優しく処理しました。清掃完了後、新しいパッキンを取り付けてカバーを被せ、センターから対角に締め付けていきます。

|2. ブローバイホース交換作業

次にブローバイホースの交換を行います。この作業にはインテークマニホールドの脱着が必要なため、同時にインマニガスケットも交換しました。インマニを外せばブローバイホースはすぐに交換でき、戻す際はインマニのガスケットに注意しながら取り付けます。

ブローバイホース交換作業

|3. オイルフィルターハウジングガスケット交換

オイルフィルターハウジングのガスケット交換では、メインのオイル漏れ対策だけでなく、このエンジンの特徴としてハウジングに通るクーラントラインのガスケットも同時に交換しました。作業中、アッパーホースにクーラントの結晶が付着しているのを発見したため、追加でアッパーホースも交換しました。

オイルフィルターハウジングガスケット交換

|4. 最終確認とエア抜き作業

全ての作業完了後、締め付けと接続の確認を行い、作業中に流出したクーラントを補充してエア抜きを実施しました。F10/F11のクーラントラインはエアが抜けにくいため、イグニッション状態で強制的にポンプを回転させるモードに入れて、しっかりとエアを抜きます。最後に暖房から温風が正常に出ることを確認して作業完了となりました。

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本記事では、「BMW 5シリーズ F10/F11のオイル漏れ修理事例」について紹介しました。読者の皆さんのお役に立てていただけたら幸いです。

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