今回は、『ポルシェの冷却システム故障(クーラントシステム故障)』を簡単に解説してから、『ポルシェ718ボクスター 982』の修理事例を見ていきます。
また、今回のお客様はメーターに冷却システム故障の表示が出たことをきっかけにご入庫いただきました。
冷却システム故障(クーラントシステム故障)とは?
まず、冷却システム(クーラントシステム)とは、冷却液(クーラント)を使用して、エンジンや機械設備を適切な温度に保つための重要なシステムです。
ポルシェのような高性能車では、安定したエンジン温度が高いパフォーマンスを発揮する上で重要になります。
そして、この冷却システムに異常が起こると、メーターに「冷却システム故障」の警告表示が出てしまうのです。
冷却システム故障を放置してしまうと、エンジンへの重大な損傷に繋がるため早急に修理しましょう。
ポルシェ718ボクスター 冷却システム修理工程は?
今回は、「冷却システム故障」の警告表示をきっかけにご入庫いただいたお客様の『ポルシェ718ボクスター 982』の修理事例を見ていきます。
冷却システム故障(クーラントシステム故障)は早めに修理しないと、エンジンが焼き付いて完全に故障するリスクもあるため注意しましょう。
|1.冷却システム故障に関連した部品の交換
まずは、診断機を使用し、冷却システム故障の詳しい原因を調べました。そして、冷却システム故障に関連する部品交換をいたしました。
|2.クーラントの充填&エア抜き作業
そして次に、冷却液(クーラント)の充填とエア抜き作業を行います。
エア抜きを行い、空気を混入させないことによって、冷却液がスムーズに循環し、適切な冷却効果を発揮できるようになります。
本来、ポルシェなどのリヤエンジンの車は、車全体に冷却水の回路が広がっている場合が多く、エア抜きに大きな時間がかかってしまいます。
そのため今回は、SSTというクーラントチャージャーを使用しています。
SSTを使用することによって、冷却水を回路へ空気を混入せずに注入できるので効率よく作業が完了します!
|3.警告表示が消えているのを確認して完了!
最後に、「冷却システム故障」の警告表示が消えているのを確認します。
無事、警告表示は消えていたため、これで修理完了です!
ポルシェの修理はN-TWO株式会社にお任せください!!
この記事では、当社の『ポルシェ718ボクスター 982』の冷却システム(クーラントシステム)故障・修理の事例を紹介しました。読者の皆さんのお役に立てていただけたら幸いです。
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